今年で4回目となる、「茅ヶ崎サザン芸術花火2023」。デビュー45周年を迎えたサザンオールスターズの数々の名曲とともに、芸術花火がサザンビーチちがさきの夜空を彩ります。花火競技会で総理大臣賞を受賞する全国の花火師達が集結し、日本一の「花火コレオグラファー・大矢亮氏」とともに、世界最高水準の花火玉だけで打ち上げられます。〝元祖・アーティスト花火”ということもあり、1度は参加してみたいイベントのひとつですね。
セットリスト(曲目)
□「茅ヶ崎サザン芸術花火2023/セットリスト」
- ピースとハイライト (2013)
- 涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~ (2003)
- 栞のテーマ (1981)
- マンピーのG★SPOT (1995)
- 歌えニッポンの空 (2023)
- いとしのエリー (1979)
- 盆ギリ恋歌 (2023)
- 鎌倉物語 (1985)
- 愛の言霊~Spritual Message~ (1996)
- TSUNAMI (2000)
- 勝手にシンドバッド (1978)
- 希望の轍(1990)
- Relay~杜の詩 (2023)
「花火オールスターズ(全国の花火師)」
□「花火オールスターズ」
- アルプス煙火工業(長野県)
- 安藤煙火店(山形県)
- 伊那火工堀煙火店(長野県)
- 柿薗花火(宮崎県)
- 響屋大曲煙火(秋田県)
- ワキノアートファクトリー(福岡県)
- 國友銃砲火薬店(京都府)
- ハナビランド(静岡県)
- 加藤煙火(愛知県)
- 北日本花火興業(秋田県)
- 小松煙火工業(秋田県)
- 信州煙火工業(長野県)
- 三遠煙火株式会社(静岡県)
- 山﨑煙火製造所(茨城県)
- 芳賀火工(宮崎県)
- 和島総業(北海道)
まとめ
芸術花火大会というだけあり、迫力、間合い、余韻、次々と繰り広げられる展開に魅せられ、1時間があっという間に感じられます。他の花火大会ではなかなか見ることのない10号玉(直径約30cm・重量約8.5kg)は、330mの上空で直径320mに開き、見た目だけでなく体感としてしっかり響く迫力でした。ちなみに、横浜のランドマークタワーが296mなので、どのくらいの大きさなのか想像していただけると思います。
歌詞のなかに登場する「茅ヶ崎」や「湘南」というフレーズとリンクさせながら楽しめるのも、サザンビーチちがさきならではの醍醐味だと思います。一般的な花火大会では派手な演出でフィナーレを迎えるのですが、最後は「Relay~杜の詩」でした。今思うと、現代に生きる私たちへのメッセージだったように感じます。
その他(トイレ問題/防寒対策など)
- 一番気になるのは、トイレだと思います。特に女性の方は長蛇の列で要注意です。場所によっては、1時間近く並んでいるところもあったようです。オススメは、「西浜エリア」の仮設トイレです。一番遠くに位置している、個数が多いことから、回転が速いです。
- 10月半ばの海岸は夜になると急に冷えたりするので、寒さ対策は必要です。ブランケットやマフラーなどがあるといいですね。
- 座席では、飲酒は禁止されていますが食事などはOKです。個人的に温かいスープやみそ汁などを水筒に入れて持参するものオススメです。